ちょっと独特な悩みを抱えている40代の女性会社員です。気付けば、体が思うように動かないことが増え、若い頃のようにスポーツも楽しめなくなりました。慢性疾患にも悩まされ、病院との往復が日課になってしまっています。それはそれで、自分の身体について改めて考える機会になったのですが、自己イメージが変わってしまったことに戸惑っています。
以前は元気で活動的な自分が好きだったのですが、体の制約が増えてからは、自分自身をどう捉えたら良いのか分からなくなりました。まるで、自分自身が自分自身でないような感じがして、人と話すのも、鏡を見るのも、避けてしまうことが増えてしまいました。社内での立場や、そもそもの社会人としての自己価値にも不安を感じています。
こんな自分でも大丈夫なのでしょうか。自分を再認識する方法や、体の制約を受け入れる方法があれば教えていただけないでしょうか。なにか、一緒に考えてくれる人がいてくれたら嬉しいです。
お悩みについてのアドバイス
身体の変化とそれに伴う自己イメージの変化は、誰しもが経験する難しい課題です。それぞれの速度や形は違えど、私たちは皆、時間と共に変化していきます。
まず大切なことは、あなた自身が自分を認め、自分の価値を理解することです。体の制約は、あなたの価値を決めるものではありません。活動的であることがあなたの全てではなく、あなたが人として、個として持つ多くの価値があることを思い出してください。
あなたが以前楽しんでいたことが現在できないという事実に対する寂しさは理解できますが、それは新しい自分を見つける機会でもあります。身体の制約があるからこそ、新たな視点や経験を得られることもあります。薔薇は刺があるからこそ美しいと言われるように、制約もまたあなたの人生を豊かにする一部なのです。
また、人間は何事も経験を通じて成長します。今の経験は、あなたがより深く人間性を理解し、共感する力を育てる素晴らしい機会となります。自己の変化に向き合うことは、勇気と柔軟性を必要としますが、その過程で得られるものは計り知れません。
それから、あなたが感じている不安や孤独については、信頼できる人に話すことも重要です。誰もが何かしらの問題を抱えています。あなたの話を聞いてくれる人は、きっとあなたの思いや経験を理解し、共感してくれるでしょう。
一歩一歩、ゆっくりとあなたのペースで進んでいきましょう。無理をせず、自分自身を大切にすることが何よりも重要です。また何かお困りのことがあれば、いつでもお話しいただければと思います。