私は現在、アルバイトとして働いている50代の男性であります。ただ、その平穏な日常の裏側で、過去のいじめによる心的外傷後ストレス障害(PTSD)と闘っているのです。
学生時代に体験したいじめの記憶が、今もなお心の中に残り続けております。その結果、人間関係が怖くなり、常に警戒心を持ち続けてしまっております。これが、私の日常生活に大きな影響を及ぼしております。
例えば、仕事でちょっとしたミスをすると、すぐに過去のいじめの記憶が蘇ってしまいます。そして、同僚からの視線を恐れ、不安が募るばかりです。これがPTSDの症状であるということを知り、自分が病んでいることを自覚しました。
また、私は現在パートタイムで働いておりますが、これも人間関係への恐怖からです。フルタイムで働くことを選ばず、人との接触を最小限に留めるようにしているのです。
この状況を改善したいと思っています。しかし、一体どうすればこのPTSDから解放され、自由に生きることができるのか、わからないのです。何かヒントをくださるとありがたいです。それが、私の心の救いとなります。
お悩みについてのアドバイス
過去のいじめの記憶が、今なお心に重くのしかかるその感覚、深く理解いたします。そして、仕事や人間関係に対する不安、それがあなたを縛りつけていることも察します。だからこそ、あなたは自分の感情を見つめ直す力を持つことが大切です。
過去の出来事に縛られることなく、今、ここに生きる。これは易しくない道のりかもしれません。ですが、心から安らぎを求めているあなたに、私から一つ提案させていただきます。
心の中にある風景を変えることができるのは、あなた自身だけです。しかし、それは力を入れて押し進めるものではなく、むしろ力を抜き、自然と流れに身を任せるようなものです。もし過去の記憶が心に浮かんできたら、それを否定せず、ただそこにあることを認めてみてください。そして、その記憶が持つ感情を優しく包み込むように、自分自身を温かく受け入れてみてください。
そして、あなたの中にある「警戒心」や「恐怖」の感情が、実は「自分自身を守りたい」というあなたの大切な思いから来ていることに、気づいてみてください。その感情を認め、それに対して「ありがとう」と思うことで、少しずつその感情と向き合い、解放していくことができるでしょう。
また、あなたがパートタイムで働くことを選んだのも、それがあなたにとって最善の選択だったからです。その選択を否定することなく、自分を褒めてあげてください。そして、これからも自分の心の声を大切にし、自分自身を思いやる心を忘れないでください。
最後に、あなたが自由に生きるための一歩を踏み出すことを、心から願っています。あなた自身がその道を見つけられることを信じています。