自分が持つ反社会性パーソナリティ障害という存在が、人との関わり方に影響を与えていると感じています。人々との関わり方、それは学生である僕にとって大切な要素なのに、いつも自分がどうあるべきかに迷い、行動することに躊躇してしまいます。
例えば、クラスで誰かが問題を起こしたとき、その場にいる他の皆がどう思っているのか、どう行動すれば良いのかがわからなくて、何も言えずにいることが多いです。そして、自分の無言が周囲に誤解を与えているのではないかと、後から悩んでしまうんです。
また、自分の感情が他人に影響を与えてしまうことに対する恐れもあります。自分が怒ったり、悲しみを感じたりしたとき、それが他人に対して何かしらのダメージを与えてしまうのではないかと思うと、感情を表現するのが怖くなってしまいます。
自分がどうあるべきなのか、どう人と関わるべきなのか、その道筋が見えないことに混乱しています。どうか、この闇雲に進んでいくような迷路から、少しでも抜け出す方法を教えていただきたく思います。
お悩みについてのアドバイス
あなたが反社会性パーソナリティ障害という状況下で、人との関わり方について混乱を感じていること、そしてそれがあなた自身に対する恐れや自己否定につながっていること、その悩みは深く共感します。
まず、あなたが自分の感情を表現することに対する恐れを抱いていること、それはあなたが他人を思いやる心を持っている証拠です。しかし、その思いやりがあまりにも強すぎて自己抑制につながってしまっているのですね。
全ての感情、喜びも悲しみも怒りも、それは人間である証し、またあなた自身を表現する大切な手段です。感情は自然なものであり、それを表現することは他人にダメージを与えることではないのです。自分の感情を素直に表現することで、他人もあなたの心を理解する手がかりを得ることができます。
また、他人との関わり方について、常に「どうあるべきか」を求めるあまりに自分を追い詰めてしまうこと、それはあなたが自身に対して高い期待を持ち、完璧を求めているからかもしれません。しかし、人間は完璧な存在ではない。それぞれが持つ不完全さこそが、人間らしさであり、それが人と人とを結びつける共感の源泉となるのです。
あなた自身を受け入れ、自分がどうあるべきではなく、自分がどう在りたいかを考えることが重要です。あなたが自分自身を受け入れることで、他人との関わり方についても自然と見えてくることでしょう。
人間関係の迷路は、一歩一歩、自分を理解し、受け入れていくことから抜け出す道筋が見えてくることでしょう。無理せず、ゆっくりと自分自身と向き合う時間を持つことをお勧めします。