私は10代の頃から双極性障害という名の病気と向き合ってきました。そのせいで20代になっても仕事に就けず、無職の生活を送っているのです。この病気、一時期は気分が高揚し、全てが順調に思えるのに、急に鬱になり、何もかもが暗闇のように感じてしまいます。
高揚しているときは、まるで全てが自分の手の中にあるかのよう。でも、それが続かないと知っていても、ついつい色んな事を手に入れたくなってしまいます。そして、その後にくる鬱の時には、全てが自分の手から滑り落ちていく感覚に襲われます。
その繰り返しで、人間関係も上手く築けません。友達との約束も、高揚している時は楽しみに思えるのに、鬱になると出かけるのが辛くて、キャンセルしてしまいます。そんな私を理解してくれる人は少なく、孤独感が増しています。
私のような状況を理解して、何か良い方法を教えていただけたら幸いです。どうかお力を貸してください。
お悩みについてのアドバイス
あなたのお話を伺い、双極性障害という病気があなたの生活にどのような影響を及ぼしているか理解しました。それはまるで波のように、時には自分を押し上げ、時には引き寄せてしまう、その繰り返しに翻弄されているようですね。
人生は常に安定しているわけではなく、まるで四季のように移り変わるもの。夏の暑さ、冬の寒さに耐えながら、春の訪れを待つ。それと同じように、あなたも今は冬のような状況にいるのかもしれません。しかし、決して一つの季節だけが永遠に続くわけではないのです。
あなたが感じている不安や孤独、それはとても重い荷物だと思います。しかし、その荷物を一人で背負う必要はありません。遠慮せず、周りの人に頼ってみてはいかがでしょう。そして、自分を責めることなく、ゆっくりと自分のペースで進んでみてください。
思うように前に進めない時、焦る必要はありません。静かな池のように、しっかりと自分自身を見つめることで、何が自分にとって大切なのか、何が自分を苦しめているのか、その答えを見つけることができるでしょう。
また、気分の高揚時に無理をせず、鬱の時期を見越した行動を心がけることも大切です。それはまるで、川の流れに身を任せ、抵抗せずに自然の流れに身を委ねるようなもの。無理に泳ごうとせず、流れに身を任せることで、自分自身を見失うことなく、前に進むことができるのです。
あなた自身が自分を一番理解しているはず。誰もが自分自身のペースで生きているのだから、あなたも自分のペースを大切にしてみてください。それがあなたにとって最も心地よい道なのかもしれませんよ。