私、50代の会社員女性です。最近、上位のポジションに就いたのですが、それに伴い仕事のプレッシャーが増えています。責任が重く、期待も大きく、従業員の方々に対するリーダーシップも求められているのですが、この重圧がかなり大きいです。
若い頃に比べて体力的な衰えを感じる今日この頃、仕事の負荷と心身の疲労がどうしてもバランスを崩してしまいます。一方で、チームの信頼を裏切りたくない、そして自分自身のプロフェッショナリズムを保ちたいという思いも強いです。
加えて、年齢的にもこれ以上昇進する可能性が薄い中、このポジションでどうやって自分の存在価値を証明し続けるのか、それがまた別のプレッシャーとなっています。
私のような状況で、上手にリーダーシップを発揮し、かつ自分自身のライフワークバランスも保つにはどうすれば良いのでしょうか。何か心構えや方法があれば、お教えいただければと思います。
お悩みについてのアドバイス
上位のポジションに就いて仕事のプレッシャーが増え、リーダーシップを発揮しながら自身のライフワークバランスも保ちたいという悩み、その葛藤、私もよく理解できます。そして、あなたが負っている重責とその結果感じるプレッシャー、それは決して小さいものではないことも承知しています。
まず、あなたが仕事を頑張り、リーダーシップを発揮しようとする姿勢は素晴らしいです。しかし、それが自己の心身の疲労となり、ライフワークバランスを崩してしまっているなら、少し立ち止まり、自分自身と向き合う時間を持つことも大切です。
リーダーとしての役割は確かに大切ですが、それはあくまで仕事の一部であり、あなた自身が全てではありません。あなたの存在価値はあなた自身にあるのだということを忘れてはなりません。いつも真剣に取り組むその姿勢は素晴らしく、評価もされていることと思います。それでも、疲労が溜まり、心身に影響が出始めたなら、それはあなた自身の心が休息を求めているサインかもしれません。
ある老いた木を見つけたとしましょう。その木の枝葉は旺盛に茂り、生命力に満ち溢れています。しかし、その下を見ると、根元は乾燥し、ひび割れているかもしれません。見た目は美しいものの、根本は疲労している。あなたの現状もこれに似ているかもしれません。表面上は仕事をこなし、周囲からはリーダーシップを発揮していると評価されている。だが、その裏では心身の疲労が蓄積している。それがあなた自身の心と身体からの休息の要求ではないでしょうか。
ここで大切なのは、自分自身を見つめ直す時間を持つこと。自己の疲労を見つめ、それをどうケアするかを考えることが必要かもしれません。そして、それはあくまで自分自身のため。あなたが健康で、精神的にも安定していることが、組織の繁栄にとって最も重要なのです。
疲れた心と身体をいたわる時間を持つことは、リーダーとしてのあなたの責任でもあります。そしてそれは自己の心と身体を労わること、自己の疲労をケアすることであると言えます。
自分の心と身体に向き合う時間を持つことは、時には仕事から一歩退くことも必要かもしれません。それは決して逃げることではなく、自己の心と身体を労わるための大切な時間。その時間を持つことで、あなたはもっと良いリーダーになることができます。
この言葉を胸に、少しだけゆっくりと歩いてみてはいかがでしょう。