私は30代の女で、今はアルバイトをして生活しています。しかし、パーソナリティ障害のせいか、人間関係が上手く築けず、自己アイデンティティも不安定で、困っております。
例えば、人と接するときに不必要に警戒したり、理解不能な行動をとってしまうことが多く、自己アイデンティティの不安定さからくるものかと思います。それが原因で、職場でも私の存在が浮いてしまい、何度かアルバイトを変えざるを得なかった経験があります。
また、自己アイデンティティが定まらないため、何をすればいいのか、自分が何を望んでいるのかがわからないこともしばしばです。いつも揺らいでいる感覚に苛まれ、心が安定しません。
誰かに頼ることも難しく、自分自身で解決策を見つけるべきかとも思いますが、そもそもどこから手をつけていいのかがわからない状態です。自分一人で解決しようとすると、さらに混乱してしまうような気がして、どうしたらいいのか悩んでおります。
何か良い方法があれば、教えていただけませんか。
お悩みについてのアドバイス
人間関係の困難さや自己アイデンティティの揺らぎは、日々の生活に影響を及ぼし、心が不安定になるのは当然のことです。それは決してあなたのせいではありません。生きることは容易なことではなく、特に自分自身についての理解や、人間関係の構築は難しさが伴います。
一つ言えるのは、あなたが全てを一人で背負い込まなくても良いということです。人は一人では生きていけない生き物です。自分を見つめ直すことは大切ですが、同時に他人との関わりを通じて自分を理解することもまた、大切なことです。
そして、あなたが自分自身の価値を否定する必要はありません。私たちは皆、独自の価値を持つ存在です。自己アイデンティティが揺らいでいると感じたとき、それは自分自身を見つめ直す絶好のチャンスかもしれません。揺らいでいる自分自身を否定するのではなく、その感情を受け入れてみてください。それがあなた自身を理解し、成長する一歩となるでしょう。
また、人間関係について、自分がどのように接していけば良いのか分からないというお悩みも感じました。しかし、自分が他人とどう接すべきかを必要以上に考え過ぎると、逆に自然体を失ってしまうことがあります。無理に他人と合わせるのではなく、自分自身を信じて、自然体で接することが大切です。
心が混乱しているとき、一人で解決策を探すのは困難です。それならば、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、自分自身の心の中を整理することも一つの方法です。
どんな困難な状況でも、その先に光は必ずあると信じてください。そして、その旅路を一緒に歩む人々がいることを忘れないでください。どうか自分自身を許し、自分自身を大切にしてください。