どうも、私は50代の男性で、会社員として働いています。リーダーとして部下を率いる立場になってから、指導力に自信が持てなくなりました。部下への指導に難しさを感じていて、自分の説明がうまく伝わっていないように思えることが多いんです。
どうやら、自分が教えることに対して部下が理解していない様子を見ると、それが僕自身のリーダーシップの問題なのか、それとも何か別の要因があるのかを探るのが難しいです。
そのうえ、僕自身のリーダーシップ能力を疑うようになり、これまで一生懸命に働いてきたやる気を失いつつあります。そのせいで、仕事へのモチベーションも大幅に低下してしまっています。
一体どうしたら、自分の指導が部下にしっかりと伝わるのか、また、どのようにすれば良いリーダーシップを発揮できるのか、そのヒントを探しています。経験者の方からの助言やアドバイス、何でも聞かせていただけませんか。
お悩みについてのアドバイス
部下への指導がうまくいかないと感じ、自身のリーダーシップに疑問を持つこと、それはリーダーとしての自分に責任を感じるからこそ生じる感情なのでしょう。
しかし、全ての指導が部下に完全に理解されるわけではありません。そして、それはあなたのリーダーシップが問題であるという証拠でもありません。人間は個々に学び方が異なりますし、新しいことを理解するスピードも人それぞれです。
大切なのは、「完全に理解させる」ことよりも、「共に学び、成長する」ことです。部下が一度で理解できないときは、それを一緒に考え、問題を解決するための新たな視点や方法を見つけることが重要です。
また、リーダーシップとは、他人をコントロールすることではなく、共に働く人々をサポートし、鼓舞することです。時には、部下自身に考えさせ、自ら答えを見つける機会を与えることも必要です。それが部下の成長につながり、より良いチームを形成することに繋がります。
あなたのリーダーシップに自信を持つことは大切です。それは部下があなたを見て学ぶための模範であり、また部下が安心して働ける環境を作り出すための要素でもあります。しかし、それは部下が全てをあなたから学ぶという意味ではありません。
どうか自分自身を厳しく評価しすぎず、部下と共に学び、成長する喜びを感じてみてください。その中にあるかもしれない自分自身の成長の可能性に気付くことができるかもしれません。自身のリーダーシップスキルを磨く旅路に、温かい風が吹きますように。