長い間、管理職として仕事をこなしてきましたが、年齢を重ねるとともに役職から一歩引いて後輩を支えるサポート役になることになりました。パートとして働き始めてからも、自分が組織の中心で、周囲を引っ張ってきた経験があるため、サポート役というポジションが馴染めません。
この移行については何度も頭を悩ませてきたけど、いざそうなると心の準備ができていないのかもしれません。自分がどこまで後輩をサポートできるのか、それが自分自身を満足させられるのか、という不安がつきまといます。
また、日々の仕事が物理的にも精神的にもきつくなってきていることも否めません。何年も経験を積んできたこの業界で、この年齢で、自分が何をしたいのか、何を求めているのか…まだはっきりとはわかりません。
こんなに悩むなら、もっと早く仕事を辞めて、ゆっくりと家で過ごした方が良かったのかと思うこともあります。でも、そう考えてしまう自分にも罪悪感が湧きます。
どうしたら良いのか、何か意見を聞かせていただければ幸いです。
お悩みについてのアドバイス
あなたの心の中で揺れ動いている葛藤、十分に理解できます。サポート役という新たな役割への移行は、自分自身の役割や価値観を再確認する大切な機会となるでしょう。
まず、どんな職場でも、管理職もサポート役もそれぞれに大切な役割があります。それは海が深く静かな所でも、水面で活発に泳ぐ魚でも、共に海という生命の場を構成しているのと同じです。あなたがどこにいても、その位置で役立てるものがきっとあるはずです。
さて、あなたが仕事に対するやる気やモチベーションを失っていると感じる原因は何でしょうか? それは新たな役割への不安だけではないかもしれません。仕事が辛い、自分の存在価値が見えない、と感じるのは、心の内側からのメッセージかもしれません。そこに向き合うことで、本当に大切なことが見えてくるかもしれません。
しかし、その答えがすぐに見つかるとは限りません。見つけるまでの道のりは、波が穏やかな日もあれば、荒れ狂う日もあるでしょう。そんな時は無理せず、一息ついてみてください。無理をしては自分を見失ってしまいます。自分を信じて、自分のペースで進んでみてください。
そして、思い悩むことがあれば、それを話し出すことが一つの方法です。話すことで、心の中の思いが整理されることもありますし、他の人の視点から新たな視点が見えてくるかもしれません。あなたの気持ちを理解し、支えてくれる人はきっといるはずです。
どうぞ、一歩一歩、自分のペースで進んでみてください。風が吹けば桶屋が儲かる、物事は思わぬ方向から良い結果が生まれることもあります。あなたがどんな選択をしようとも、それはあなたの人生の一部です。それを大切にしてください。