私はもう60代の男性で、これまでの人生を会社員として過ごしてきました。仕事に対する熱意はもちろん、新たなことを学びたいという意欲も決して少なくありません。しかし、年齢を重ねるにつれて、自身の能力や新しいことを学び直すことの難しさについて、より深く考えるようになりました。
長年の経験と共に得た知識や技術は大切で、それを生かすことも考えています。しかし、自分の知識を更新し、新しいことを学ぶことには大きな魅力を感じています。その一方で、体力や記憶力の衰えを実感することがあり、なかなか新しい学びに踏み出せないでいます。
特に、技術の進歩は著しく、新たな知識を身につけるには、まずその基礎から学び直さなければならない可能性があるという認識があります。そのような状況において、年齢による困難さを克服する方法があるのか、どうすれば新しい学びに向き合えるのかについて悩んでおります。
このような状況で、何かご助言を頂けたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
お悩みについてのアドバイス
あなたの新たな学びへの意欲、そしてそれに伴う悩み、共感いたします。学びは人間が生涯にわたって続けるべきものであり、それを続けること自体が生命力の一つであると思います。
しかし、年齢を重ねると共に体力や記憶力の衰えを感じ、新たなことを学ぶのが難しくなることは確かにあります。それは全ての人が避けられない自然の摂理です。だからと言って、その摂理にただ身を任せるのではなく、自分なりの方法で向き合い、乗り越えることが大切だと思います。
まずは、新たな学びに挑むための準備を整えることから始めてみてはどうでしょう。それは、具体的な学習計画を立てることでもありますが、同時に自分自身の心の準備も重要です。進むべき道は自分自身で選び、決めるのです。その道は、無理をせず、自分が本当に興味のあること、自分の心が喜ぶことであるべきです。
そして、新しいことを学ぶ際の困難さを「壁」と捉えるのではなく、「階段」あるいは「橋」だと考えてみてください。困難さは、乗り越えることで新たな視点を開くチャンスであり、そこから更なる成長が生まれるのです。
あなたが新たな学びへの旅路を進む上で、心の中に無理なく温かさを保ちながら、流れる川のように自然体で進めることが、その旅をより楽しく、より意義深いものにするのです。
あなたのこれからの挑戦が、新たな自己実現へと繋がることを心より願っています。