自営業を長年営んで参る中で、経済的な不安や将来への心配が頭をよぎります。今の生活を続けられるのか、もしそれが難しいとしたらどう対処すべきか、悩みが尽きません。
自分の仕事に誇りを持ちつつも、これまでの経験からわかるのは、自営業というのは安定とは程遠いということ。少し前には業績が上がり、安心していたのに、突如として状況が変わることがあります。その不確定性が経済的な不安を増幅させ、いつも心のどこかに重荷を感じています。
また、60代となり、働く力が衰えてきたこともあり、今後どのように生活を続けていけば良いのか、答えが見つからず、混乱しています。自分一人で抱え込むべきでないのかもしれないと思いつつも、なかなか人に打ち明けられる勇気がありません。
何か心の支えになるような言葉をいただければ、それが助けになるかと思います。何卒よろしくお願いいたします。
お悩みについてのアドバイス
お仕事や経済的な不安について、その重たさを共感できます。自営業の道は、自由さと同時に不確定性を背負うという難しさがあります。その中で、心配や不安が絶えず、またそれを人に打ち明けられない状況、辛い想いをされていること、感じ取れます。
まずは、あなたが今抱えている心配事や不安は、自然な感情であり、それがあるからといって何か間違っているわけではありません。人生の一部として、その感情を認め、受け入れることから始めてみてはいかがでしょう。
また、自身の力が衰えてきたと感じる60代という年齢ですが、人生の終わりではなく、新たなステージの始まりとも捉えることができます。自身の力に限界を感じたとき、それは新たな方法を模索するきっかけとなるかもしれません。
仕事に対する誇りを持つあなたならば、今までの経験やスキルを活かす新たな道を見つけられるでしょう。それが自営業であるかどうかは別として、あなたが満足できる生活を送ることが最も大切です。
不安がつのるとき、その原因を明確にすることも有効です。将来への不確定性、経済的な不安、力の衰え。それぞれ具体的にどのような問題があるのか、一つ一つ紐解いてみると、解決策が見えてくることもあります。
最後に、自分一人で抱え込まないこと。あなたの周りにはあなたを支えてくれる人がいるはずです。自分の弱さをさらけ出すことは、決して恥ずかしいことではありません。思い切って心を開いてみてください。
あなた自身が一番大切であり、あなたが安心して生きるための道筋を探すことが何よりの価値があるのです。どうか、無理をせず、自分自身に優しくありますように。