現在60代半ばで、この春に仕事を辞めて無職になった男性です。それまで一生懸命働いてきた私ですが、退職してからは一日の大半が自由時間となり、生活リズムをどう設定すれば良いのかわからない状態で、困っています。
朝は早起きの癖が抜けず、5時前には目が覚めてしまいます。それからは新聞を読んだり散歩に出たりして時間をつぶしていますが、昼過ぎにはやることが無くなり、何となくだらだらと過ごしてしまいます。
これまで生活の中心は仕事で、プライベートの時間はそれほど無かったので、突然の時間の余裕に戸惑っています。趣味も特になく、何をするにも気力が出ないのが現状です。
こうした生活リズムの変化について、どう向き合っていけば良いかアドバイスをいただけないでしょうか。お忙しい中、よろしくお願い申し上げます。
お悩みについてのアドバイス
あなたの退職後の生活リズムについてのお悩み、大変よく理解できます。働くことが日常の中心であったあなたにとって、それが無くなった今、生活のリズムが狂い、時間の使い方に戸惑っているのは当然のことでしょう。
しかし、ここで一つ、心の奥底に眠る自分自身と向き合う機会を手に入れたとも言えます。働くこと以外で何が好きで、何に情熱を感じるかを見つけるのです。
朝早く目覚めることは、新たな一日を迎える喜びを感じるための素晴らしい機会です。朝の散歩は、自然の美しさを感じ、健康を維持するための良い習慣と言えます。また、新聞を読む時間は、現在の世界の出来事を理解し、自分の思考を広げるための重要な時間と言えます。
午後に時間が余ってしまう問題については、新たな趣味を見つけることを提案します。読書、ガーデニング、写真撮影、料理、美術など、試してみて興味を持つものが見つかるかもしれません。人生のこのステージでは、自分自身と向き合い、自己探求の時間を持つことが重要です。
あなたの中には、新たな人生のステージを楽しむ力がきっとあります。それを信じて、ゆっくりと新たな生活リズムを作り上げてください。どんな困難も、心の中に静けさを保てば、必ず解決の道は開けます。どうぞ、あまり気負わずに、自分のペースで進んでください。