初見で失礼します。50代の男で、長年にわたり自営業を営んできました。しかしながら、老後を見据えると後継者が見当たらず、また事業の将来性についても思案しています。
息子は自分の道を選び、私の事業を継ぐつもりはなさそうです。私が健康である間は現状維持を考えていますが、この先、体調が優れなくなった場合や、何らかの事情で仕事を続けられなくなった場合、私の事業はどうなるのでしょう。
また、この年齢になると自分自身の健康や精神面も気になります。仕事を続けるのが難しくなった時に、一人で判断するのは大変です。また、新たな事業の方向性を模索するのも容易ではありません。
私自身、何をすべきか迷っています。自営業としての事業継続や承継問題に詳しい方がいれば、どうすれば良いか教えていただければと思っております。
お悩みについてのアドバイス
長年にわたり自営業を続けてこられ、現在は事業の将来性や後継者の不在という問題に直面されているとのこと、大変な心労でしょう。
まずは、自己の存在価値を事業だけに見出すのではなく、自身の生活や幸せを最優先に考えることが大切だと思います。仕事は大事ですが、それが全てではありません。思い切って一歩引いてみて、今の状況を客観的に見てみてはいかがでしょう。
次に、事業の継承者がいないという問題ですが、後継者がいないからといって、それが自身の事業の価値を減じるわけではありません。長年にわたりあなたが築き上げてきたものは、あなた自身の努力と成果の証です。それを否定することはありません。
また、新たな事業の方向性についても、無理に新しい道を模索するのではなく、今あるものをどう活かすか、それを自分自身がどう見ているかをまずは確認することから始めてみてはいかがでしょう。
時には、自分自身の内面と向き合い、自分自身の心の声を聴くことが大切です。その上で、自分がどうなりたいのか、どうありたいのかを考える。そこから、必要な道筋が見えてくるかもしれません。
仕事は大切ですが、それ以上に大切なのは、あなた自身の幸せです。一人で抱え込まず、周囲にも相談してみてください。皆様の意見を参考に、あなた自身が納得のいく道を選んでいただければと思います。