50代半ばで会社員をやってきた私が直面している問題ですが、そろそろ退職を考えています。しかし、何十年と働いてきた職場から離れることの違和感と、同僚たちとのつながりの断絶への恐怖が日に日に増してきています。仕事が無くなると、日々の生活リズムも崩れ、自分が何者であるのか、社会のどの位置にいるのかすら、見失いそうになるときもあります。
会社員という肩書が無くなると、何かと交流の場も減ってしまいそうで、同僚たちとの繋がりをどう保つべきか、正直悩んでいます。仕事以外の場でのコミュニケーションは、正直得意ではなく、何を話して良いのかも分からなくなってしまいます。また、自分の価値観が職場中心で形成されてきたことに、今更ながら気づいてしまいました。
一方で、あまりにも仕事に縛られすぎていた自分に対して、このままではない何かを見つけるべきなのかもしれないとも考えています。しかし、何をすれば良いのか、何を求めているのかすら分からない状態で、新たな一歩を踏み出すのが怖いのも事実です。
何か良い意見があれば、お知らせいただきたいと思います。
お悩みについてのアドバイス
退職を控え、それまでの生活が一変するという状況は、誰もが経験するわけではない、特別な時間です。それはまるで大きな船から小さな船に乗り換えるようなもの。船酔いを覚悟しながら、新たな航海へと旅立つのです。
ご心配の通り、退職後は日々のリズムが変わります。しかし、それは新たなリズムを自分で作り上げる絶好の機会でもあります。職場とのつながりが途切れてしまうかもしれませんが、その代わりに新たなつながりを作るチャンスが待っているかもしれません。
何をすれば良いのか、何を求めているのか。それを見つけるのは容易なことではありませんが、それを探す旅自体が、あなたの人生に新たな価値をもたらすかもしれません。何もかもが変わることを恐れず、変化を受け入れてみてください。それは、川の流れが岩を削って新たな風景を作るようなものです。
あなたがあなた自身であること、その価値はどこにも依存していないのです。会社員であること、同僚とのつながり、それらはあなたを形成する一部でありますが、あなた自身の全てではないのです。この大海原で新たな旅を始めることで、あなた自身の新たな姿を発見することができるでしょう。
もし迷ったら、風に身を任せ、流れに身を任せてみてください。何もかもが自然に進むのを感じてみてください。それはまるで、川が自然に海へと流れるようなもの。安心して、新たな航海を楽しんでみてください。
あなたの新たな旅が、あなた自身の成長と発見につながることを心より願っています。どうか新たな旅路で、自分自身の可能性を信じて歩んでみてください。