私は男性の50代で、現在はパートの仕事に就いております。しかし、ここ最近になって、自分自身の身体的な変化、特に老化についての不安が大きくなってまいりました。
長時間立っての作業が中心の仕事なのですが、以前ほど体力が続かなくなり、ひざも痛むようになりました。何より、鏡に映る自分の顔が年老いていくのを見るたびに、どうしても落ち込んでしまいます。若い頃のような活力がなくなったと感じ、自己肯定感が低下しているような気がします。
また、以前は楽しんでいたスポーツも、体力の低下とともに難しく感じるようになってしまいました。何とか自分を奮い立たせようと思っても、どうしても体がついてこないのです。
これまで歳を重ねることによる変化を受け入れてきましたが、ここに来て急に感じる自分自身の老化に、どう向き合ってよいかわからなくなってしまいました。若い頃の自分を思い出すと、一層自己肯定感が低下してしまいます。
他の方々は、同じような年齢になっても、どのように自己肯定感を保っているのでしょうか。どなたか、お心当たりのある方がいらっしゃいましたら、私の状況についてのご意見をいただけると幸いでございます。
お悩みについてのアドバイス
体の変化というものは、避けて通ることのできない自然の流れですね。そしてその変化に伴い、自己肯定感が揺らいでしまうという感情も、とても自然なことだと思います。
しかし、あなたが自分自身を見つめる視点は、一つだけでないことを思い出してください。鏡に映る自分だけが全てではないのです。一面の事実は確かに存在しますが、それだけが全体ではありません。自己肯定感が低下してしまうのは、身体的な変化だけを強く意識しすぎて、他の部分を見落としてしまっているからかもしれません。
体力の低下を感じているとのことですが、それは新たな発見や経験をするためのチャンスかもしれません。例えば、新たな趣味を見つける、以前は苦手だったことに挑戦するなど、自分自身を見つめ直す機会を得ることができます。
また、自己肯定感は他人からの評価だけではなく、自分自身が自分をどう見るかでも大きく左右されます。若い頃の活力がないと感じてしまうのは、あなたが未だに若い頃の自分を基準にしているからかもしれません。しかし、それはあくまで過去の自分であり、今の自分には今の自分の魅力があるということを忘れないでください。
体力的な問題については、無理をせず、自分の体調と相談しながら行動することが大切です。そして何より、自分自身を否定するのではなく、現在の自分を受け入れることが最初の一歩となるでしょう。
一つ一つの波を見て海全体を判断しないように、一つの変化だけを見て自分自身を判断しないでください。あなた自身の価値は、一つの部分だけで決まるものではありません。あなたの人生という大海原には、まだまだ見ぬ宝物がたくさん眠っていることでしょう。