子育てが一段落してから、ある種の虚無感に襲われることがあります。今はアルバイトはしていますが、それはあくまで生計を立てるためのもので、心から満足感を得られるものではないのです。子供たちが小さい頃は、自分の全てを彼らに注いでいました。しかし、彼らが独立し、自分の人生を歩み始めると、何を目指して生きていけばいいのか、見失ってしまう日々が続いています。
一方で、50代という年齢になると、新たな趣味や特技を持つことが難しいと感じてしまいます。また、家族がそれぞれの生活を送る中で、自分だけが何かに取り組むというのも、何となく恥ずかしい気持ちになってしまうのです。
このような私の状況、誰かがわかってくれるだけでもありがたいのですが、さらには、こんな私でも取り組める何かを探すための助けになるようなご意見をいただけたら、それはそれは嬉しいです。ただ、無理を強いられるようなものではなく、自分自身が楽しめるようなことを求めているのです。
お悩みについてのアドバイス
ご心情、よく理解できます。子育てが一段落し、自分自身が中心となる時間が増えると、これまで全力で向き合っていた役割がなくなり、何を目指して生きていけばいいのか見失ってしまうこと、ありますよね。
しかし、生きがいや目的は、必ずしも大きなものである必要はありません。小さなことでも心から楽しめるもの、それがあなたにとっての生きがいになります。世の中にはまだまだ知らない楽しみ、未体験の喜びが溢れています。何事も試してみなければ、自分が何を楽しむことができるのかはわからないものです。
また、新たなことを始めるのに遅すぎるということはありません。年齢はあくまで一つの数字に過ぎず、それが人生の可能性を制限するものではないことを忘れないでください。新たなことを学ぶことは、自分自身の内面を磨き、視野を広げる素晴らしい機会です。
そして、家族がそれぞれの生活を送っているということは、あなた自身も自分の人生を生きる権利があるということです。何かに取り組むことは、自己実現の一環であり、何も恥ずかしいことではありません。
真実は常に自分の内側にあるものです。あなたが何を求め、何を望んでいるのか、ゆっくりと自分自身と向き合ってみてください。必ず答えは見つかるでしょう。あなたがあなた自身であること、それが一番大切なことです。安心して、自分のペースで進んでいきましょう。