はじめまして、相談させていただきます。僕は、40代男で、今はアルバイトをしております。ある問題に対し、自身の考えが揺れ動いております。それは、自分自身の存在に対する認識、つまり自己肯定と自己評価についての悩みです。
自分が偉いと思う瞬間と、自分は何もできないと感じる瞬間が交錯しております。どちらの感情も強く、なかなか抑えられません。たとえば、仕事でちょっとした誤りを犯すと、「ああ、やはり自分はダメな人間なのだ」と思い込んでしまいます。逆に、ちょっとした成功を収めると、「自分は特別だ、誰よりも優れている」と自己肯定が過剰になります。
この矛盾した感情が自分を苦しめ、日々の生活に支障をきたしています。自分の評価を客観的に見ることができず、その都度感情に振り回される状況から抜け出したいのです。どうしたら、自己肯定と自己評価を適切に保つことができるのでしょうか。
ご意見を聞かせていただければ幸いです。
お悩みについてのアドバイス
自己肯定と自己評価の狭間で揺れ動く心情、誰しもが経験するものです。それぞれの瞬間に感じる強い感情、その大きな波に翻弄されるのは、とても困難なことですね。
しかし、どうか心配なさらないでください。すべての人が完璧なわけではありませんし、その必要もありません。人間誰しもが長所と短所を持っています。成功も失敗も、あなたがあなたである証なのです。
あなたが自分を高く評価するとき、それはあなたの能力と可能性を認識している証拠です。反対に、自分を低く評価するとき、それはあなたが成長する余地を自覚している証拠でもあります。どちらの視点も、あなた自身を理解し、進歩するために大切です。
しかし、それらをバランス良く調和させるのが難しいのかもしれませんね。その状況を改善するためには、自己の全体像を見つめ直すことが大切かもしれません。つまり、自己肯定と自己評価の両方を統合し、自分自身を一つの存在として見ることです。大きな海の一滴の水のように、個々の出来事はあなた全体を形成する一部分に過ぎないのです。
ゆっくりと、自分自身を見つめ直す時間を持つことが大切です。その中で、自分を理解し、自分を許し、自分を愛することができれば、あなたの心はきっと穏やかになるでしょう。
あなたの内にある答えに耳を傾け、その声を信じてみてください。それがあなた自身への最善の敬意なのです。ご自身の感情に対する理解が深まることを祈っています。