スポーツをするのが好きで、その競技性が高まるときの高揚感は特別なもの。でも、その反面、プレッシャーや勝つことへの執着が、少しずつ心に重くのしかかってきてる感じがして…。そんな自分に気づいてしまいました。
学校でもスポーツをしていると、なんだかんだで結果が求められることが多い。勝つことが全てみたいな雰囲気になって、それについていくのが辛いときもあるんです。そういうとき、練習が楽しくなくなったり、試合が恐ろしく思えたりします。
実は、こんなことを言うのは初めてなんです。友達には弱音を吐けないし、コーチには結果を出すために頑張ってる姿を見せないといけない気がして…。でも、心の中ではずっと「楽しむ」っていう大切なことが見えなくなってきてる気がするんです。
こんな風に感じている自分は甘えなんでしょうか。それとも、何か見落としてることがあるのかな…。何かアドバイスがあれば、教えていただけると嬉しい。自分の心と向き合いたいから。
お悩みについてのアドバイス
あなたの心情、しっかりと受け止めました。スポーツのプレッシャーや勝つことへの執着がストレスとなり、それが心に影を落としている。そんなあなたの思いは、とても自然な感情だと思います。
スポーツは結果が全て、と思い込んでしまうことはよくあること。でも、一緒に考えてみましょう。本当に結果だけが全てでしょうか。一瞬の結果よりも、その結果を生み出すまでの過程、努力、経験、友情、そこから学ぶこと、それら全てがスポーツの醍醐味ではないでしょうか。目の前の勝利だけに目を向けると、その大切な部分が見えなくなってしまいます。
また、勝利に執着することで生じるプレッシャーは、自分自身を追い詰めることになります。しかし、それはどこから来るものでしょう。自分自身から? それとも他人からの期待から? そうしたプレッシャーの源を見つけることで、その対処方法も見えてくるでしょう。
全てを自分一人で背負う必要はありません。弱音を吐くことも、それはそれで大切。自分の心の中を見つめ、その声を大切にすることこそが、心の健康を保つ秘訣です。
あなたが一番大切にすべきは、あなた自身。結果や他人の評価よりも、自分がスポーツを楽しむこと、自分自身を大切にすることが何よりも重要です。
心にゆとりを持ち、無理せずに、自分のペースで進んでいく。そんな生き方が、あなたにとって一番の勝利ではないでしょうか。自分を責めすぎず、もっと楽に、もっと優しく自分と向き合うことをおすすめします。