中学3年生の女子生徒です。学校生活の中で、友人関係について少々悩みがあるんです。つまり、友人からの承認が無ければ自分が存在している意味がないような気がしてしまうのです。何をするにも、「これで友達に認めてもらえるかな？」と考えてしまいます。ある日、学校の授業で発表を任され、それが上手くいった時も、友人からの評価が気になってしまいました。友人たちは褒めてくれたけれど、それが本心からのものなのかどうかを考えてしまい、結局自己評価が下がってしまうんです。
友人がいてくれることは心強いけれど、友人の意見が自分の全てになってしまうのはどうも自分でもおかしいと思っています。自分の価値観を大事にしたい、でもそれがなかなかできないんです。何か方法があるのか、何か新しい視点があるのか、そんなアドバイスをくれる人がいたら嬉しいなあ、と思っています。
お悩みについてのアドバイス
あなたが友人からの承認を強く求めてしまう心情、そしてそれがないと落ち込む気持ち、とてもよく理解できます。それは、あなたが周囲との関係性を大切にし、友人を思いやる優しさから来ているのかもしれませんね。
あなたの価値は、他人の評価だけで決まるものではないですよ。自分の価値を見つけるためには、自分自身を認め、尊重することが大切です。その為には、自分の良さを見つけて、それを認めてあげることが第一歩です。あなた自身が自分を認め、愛することで、自己肯定感は自然と育つものです。
また、全ての人が全ての人から常に認められるわけではありません。それは、日の出と日の入りのような自然な流れの一部です。雲が太陽を覆っても、太陽は輝き続けます。同じように、あなた自身が自分の価値を認めていれば、他人の評価に左右されることはなくなります。
しかし、これは一日や二日で出来るものではありません。ゆっくりと、一歩ずつ、自分を見つめ直す旅を始めてみてください。自分の心に耳を傾け、自分の気持ちを大切にすることから始めてみましょう。
そして、友人との関係についても、彼らの評価を必要以上に気にするのではなく、ただ一緒にいて楽しいと思える時間を大切にすることを忘れないでください。友人といる時間は、互いの存在を認め合い、共有する貴重な時間です。
あなたが自分を認め、自己肯定感を育てる旅が、少しでも楽になることを願っています。
